皮膚炎の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
私は痩せ型で胃腸も弱く、頭痛もし、風邪をひいたので亀甲堂で漢方をいただきすぐに良くなりました。
ある日、頭痛がするので内科にかかりました。漢方を思い出し処方していただこうとしたら「あなたは更年期ですのでこちらの漢方を飲みなさいと」一方的でした。
案の定、水で服用したら胃が痛くなるばかりでさっぱり治らないので、亀甲堂で相談したところ風邪の時と同じ漢方をいただきました。内心どうして風邪薬と思っていました。
(56歳女性)
二週間が過ぎ、そのうち頭痛もとれ体調も良くなり体が軽くなったのです。それよりも何よりも長年悩んでいた慢性の皮膚炎がきれいになっているではないですか。
体調が良くなったからか、いつもステロイドと保湿剤を塗っていたのに、たった二週間で落ち着きびっくりでした。ありがたくこの漢方を続けています。
漢方薬には、『異病同治』と言うように急性病と慢性病を同じ漢方薬で改善する場合があります。たとえば、漢方の代表的な風邪薬があり、頭痛・うなじが強ばり・悪寒がするときに熱くしてお飲みになる漢方薬がありますが、胃腸の弱い方には進められません。
この方は もともと胃腸の運動性が弱い様な体質というのがポイントです。風邪の場合、発熱・悪寒はもちろんですが往来寒熱・節々が痛む・頭痛・心下部がつかえ・悪心嘔吐・食欲減退・口が苦く・口が粘る・軽い倦怠感・咳などの症状がすべてでなくとも、発現するといわれます。
またこの漢方薬は、慢性病での特徴はベースに自分はこうあるべきであるという信念があります。しかし、現実とのギャップで次第に抑鬱が加重していきます。
くよくよしたり・イライラ・緊張・怒りっぽい・せっかち・胃が痛くなったり・酸っぱい水が上がってきたり・胸焼け・悪心嘔吐・心下部のつかえ・口が苦く・口が粘るなど風邪と似ていたり、そのほかに生理の前になるとイライラして胸や脇が脹ったり・夜尿症や尿意が頻繁になったり・しょっちゅう風邪をひき熱を出したり、中耳炎などの赤く腫れたりを繰り返すものの体質改善に温めて使用しています。
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